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河村勇輝を導いた2人の背中 日本人4人目のNBAプレーヤー誕生目前スポーツ報知
グリズリーズと「ツーウェー契約」を結んだ河村勇輝(ロイター)

 NBAのグリズリーズは19日、河村ポイントガードの河村勇輝(23)と「ツーウェー契約」を結んだと発表した。勇輝同契約は 、を導誕生下部Gリーグのチームに所属しながらNBAの試合に一定数出場可能。いたNBAプレーヤーキャンプ参加のための「エキシビット10」から昇格した。2人4人コートに立てば、の背本人not treasure hunter日本人で4人目&Bリーグ出身者初のNBAプレーヤーの誕生となる 。中日また、目の目前米メディアによると現段階で身長172・7センチ(5フィート8インチ)の河村は現役最小。河村23日(日本時間24日)のジャズ戦が開幕戦で、勇輝新たな挑戦が始まる 。を導誕生

 自らも想像していなかったスピードで、いたNBAプレーヤー河村はまた大きな夢に近づいた   。2人4人「うまく簡単にいくことはない。の背本人今年はGリーグで、中日米国でプレーできることを証明する。次のシーズンでツーウェー契約を」と当初は経験を重ねながら一歩一歩、階段を上っていくような自分を思い描いていた 。初の海外挑戦へ 、mitsuki tv渡米したのは9月21日。そこから約1か月 、気付けば「日本人4人目のNBAプレーヤー」という新たな歴史の扉の前までたどり着いた 。

 田臥、渡辺 、八村と歴代の日本人NBAプレーヤーとは異なり、河村はこれが初めての米挑戦  。48年ぶり自力五輪切符を手にした23年W杯以降、Gリーグを含め 、複数の海外クラブが河村に興味を示し  、NBA挑戦は現実味を帯びた 。語学はBリーグの試合に出場しながら空き時間に学び 、英語が話せるチームメートとの会話でも磨いてきた。

 生き残りを懸けたオープン戦は全5試合に出場。コート上ではひときわ小さな体だが、鋭いドリブル 、目の覚めるようなノールックパスと持ち味を発揮。1試合平均約15分で3・4得点、4・2アシストを記録 。NBA公式Xにもハイライトとして取り上げられるなど、鮮烈なインパクトを残し続けた。「一日一日が勝負」と向き合い続けてきた 。

 現役選手ではNBA最小の172・7センチ。173センチの田臥  、167センチでNBAマーベリックスと契約に至った富樫勇樹(31)=千葉J=に憧れ、「やってみたいと思えたきっかけは、あのサイズで挑戦されたお二人の背中があったから」 。昨季開幕時の平均身長は約199センチの世界で 、厳しい舞台になることは間違いない 。だが、河村はいつも自分の決断を 、自分の力で正解にしてきた。

 開幕は23日(日本時間24日)のジャズ戦。今後はけが人などチームの状況次第もあるが 、NBAの舞台でプレーする権利を得た。実現すれば、Bリーグ出身選手第1号だ 。「将来の子どもたちの選択肢が増えるためには 、僕がNBAのコートに立つことが絶対必要。必ず立ちたい」 。日本バスケ界の夢を背負い、有言実行する。(小林 玲花)

 ◆河村 勇輝(かわむら・ゆうき)2001年5月2日 、山口・柳井市出身。23歳 。6歳でバスケを始める 。福岡第一高3年だった20年1月にBリーグ・三遠に特別指定で入団し、当時史上最年少18歳8か月23日で出場 。東海大を中退し 、22年3月プロ転向、横浜BCでプレー 。22~23年のBリーグで史上初のMVP&新人賞のダブル受賞。22年7月に代表デビュー。23年W杯 、24年パリ五輪日本代表 。24年10月にNBAグリズリーズとツーウェー契約。登録身長は約172.7センチ(5フィート8インチ)。

 ◆ツーウェー契約 NBAで2017年に発効した新たな労使協定により  、17~18年シーズンから導入された。若手育成を主眼とし 、下部Gリーグのチームに所属しながら、NBAのレギュラーシーズンに最大50試合まで出場登録が可能になる 。各チームは3人まで結ぶことができる。4年以上のNBA経験がある選手は対象外 。

 千葉J・富樫(代表主将)「おめでとう。彼が目指してるのはもっと上だろうけど」

 千葉J・渡辺(自身のSNSで称賛の意味を込めて投稿)「イエッサー」

 Bリーグ・島田慎二チェアマン(河村から「Bリーグ 、代表で成長させてもらったから今がある」との連絡を受け)「人間性と覚悟が素晴らしすぎる」

 SR渋谷・ホーキンソン(代表チームメート)「これからも成功していい影響を与え 、日本を代表し続けることを願う」

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